地声から裏声へ切り替えられず悩んでいる方は多いですよね。
地声と裏声の違いがわからない方も多いと思います。
この記事では、地声から裏声へ切り替える方法、地声と裏声の違いについて書いていこうと思います!
地声と裏声の違い
地声と裏声の違いについて説明していきます。
地声と裏声は声帯が関係してきます。声帯とは、喉の奥の左右についている2枚のひだのことです。
声帯の間を空気が通り抜ける時に、2枚のひだが振動して「声」になります。
地声を出す時は、声帯を閉じる筋肉が中心となって働くことで声帯がしっかりと閉じ、分厚く短くなります。
対して裏声を出す時は、声帯を引き伸ばす筋肉が中心となって働くことで、声帯を閉じる力が弱まり、薄く長くなります。
声を出す時は、声帯を閉じる筋肉と声帯を引き伸ばす筋肉が連動して働いているため、どちらか一方の筋肉だけを使うということではありません。
声帯を閉じる筋肉が優勢に働くと地声、声帯を引き伸ばす筋肉が優勢に働くと裏声になるということです。
これらが地声と裏声の違いになります。
地声と裏声が切り替えられない理由
地声と裏声が上手く切り替えられない理由は、声帯の動きが異なるからです。
先程、地声と裏声の違いで説明したように、声帯を閉じる筋肉が地声、声帯を引き伸ばす筋肉が裏声になります。
この声帯を閉じる動きと引き伸ばす動きを感覚でやらなければなりません。また、地声と裏声の声量や発声時の姿勢なども関係してきます。
地声で高音を出す時にあごが上がってしまったり、地声は大きいが裏声は弱かったりという状態では、地声と裏声を切り替えることが難しくなってしまいます。
これらが、地声と裏声を切り替えられない理由です。
地声と裏声をスムーズに繋げる方法
地声と裏声をスムーズに繋げる方法は2つあります。
・地声と裏声のバランスを整える
・地声と裏声を交互に出す
の2つです。
それぞれ説明します。
地声と裏声のバランスを整える
地声と裏声をスムーズに繋げるにはバランスを整えます。
地声が弱い場合は地声を強くする、地声が強すぎる場合は声量を抑える、裏声が弱い場合は息漏れを減らすなどのバランスを調整していきます。
このとき、歌う姿勢や口の形、表情、息を吐く量を一定にするなども注意していきます。声を出す際は全てを統一する意識をし、発声が極端に変わらないようにします。
これにより、地声と裏声のバランスを整えることができます。
地声と裏声を交互に出す
地声と裏声を交互に出す練習をすることで、地声と裏声をスムーズに繋げることができます。
地声と裏声を交互に出すことで、地声と裏声の声帯の開き具合の違いを確かめられます。これを繰り返すことで、声帯を器用に開いたり閉じたりできるようになるので、曲の中で綺麗に地声と裏声を繋げる感覚がわかるようになります。
練習では、地声で出せる低い音と1オクターブ上の音を裏声で使い分けながら発声します。低い音から1オクターブ上の音を発声するときは音を切らずに、繋げて発声してください。慣れてきたら半音ずつ上げていきます。
これにより、地声と裏声をスムーズに繋げることができます。
まとめ
いかがでしょうか?
まとめると
・地声と裏声を理解する
・地声と裏声をスムーズに繋げてみる
最後まで読んでいただきありがとうございました!
モンキーにべ