歌のロングトーンが震える、できないと悩む人は多いです。
ロングトーンのやり方や練習方法、コツを知りたいという方も多いですよね。
この記事では、ロングトーンが震える、できないと悩む人へ、ロングトーンのやり方や練習方法、コツについて書いていきます。
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もくじ
ロングトーンとは
ロングトーンとは、同じ高さの音や声を出来るだけ長く出し続ける練習方法です。
フレーズの終わり、サビの最後でよく使われるテクニックでもあります。フレーズとは、メロディーの一区切りのことをいいます。
ロングトーンは、高音域〜中音域が中心で比較的高い音の部分に使用されます。
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ロングトーンができない、震える原因
ロングトーンができない、震える原因は2つあります。
・息を使いすぎている
・余計な力が入っている
それぞれ解説します。
息を使いすぎている
1つ目は、息を使いすぎていることがロングトーンできない、震える原因です。「声」の源は息です。息が声帯の間を通ると声になります。
息を使いすぎてしまうと、息の量が少なくなり、声が出なくなってしまいます。これが、ロングトーンができない、震える原因に繋がります。
なので、息を使いすぎないことが、ロングトーンをする上で重要だと言えます。
余計な力が入っている
2つ目は、余計な力が入っていることがロングトーンできない、震える原因です。余計な力とは、息の通り道がきちんと確保できず、声帯に息が上手く通せないことです。
例えば、無意識に舌やあごに力が入っていたり、肩が上がっていたりすると、息の通り道をふさいでしまいます。息の通り道がふさがるので、なんとか声を出そうと、体に力が入ります。
結果、息が上手く吐かないので、ロングトーンができない、震える原因に繋がります。なので、息の通り道をしっかり確保することが、ロングトーンをするうえで重要だと言えます。
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ロングトーンの練習方法、トレーニング
ロングトーンの練習方法、トレーニングは2つあります。
・腹式呼吸を使ってロングトーン
・ハミングを使ってロングトーン
それぞれ解説します。
腹式呼吸を使ってロングトーン
腹式呼吸を使ってロングトーンをする練習方法です。お腹に空気を入れ、膨らむ呼吸法を「腹式呼吸」といいます。仰向けに寝たまま息を吸うと、勝手にお腹に空気が入る感覚が分かりやすいです。
腹式呼吸のやり方は、息を吸ってお腹が張ったら、息を吐いている時は、お腹ができるだけへこまないように頑張って貼り返すことです。それには横隔膜を使います。
横隔膜(おうかくまく)とは、呼吸を吸う際に使われる筋肉の一つです。胸腔(きょうくう)と腹腔(ふくくう)の間に横隔膜はあります。肺の真下にあると覚えておけばいいです。
横隔膜が使えているときは、お腹を手で押したときに固く張り返していきます。コツは、息を吸う量は、苦しくなるまで吸うのではなく、7割から8割くらいを目安にすると維持しやすくなります。
腹式呼吸を使ったロングトーンの練習方法は、
1.息を吸ってお腹を膨らます(7割から8割の空気量)
2.そのまま息を均等に吐いて30秒間声を出してみる(このときお腹をへこませない)
3.すべての息を吐き切る(このときもお腹をへこませない)
これにより、ロングトーンができるようになります。
コツは、体をリラックスさせ、お腹をへこませない意識をすることです。少しずつ、時間を伸ばしていくと、ロングトーンを強化することもできます。
ハミングを使ってロングトーン
ハミングを使ってロングトーンをする練習方法です。ハミングとは、口を閉じて鼻を通じて歌うことです。この空間に声を響かせ、膨らみのある温かい声を出すことを「鼻腔共鳴」といいます。
鼻腔共鳴は響きなので、喉で、声を出すより、コントロールしやすくなります。間違えやすいのは、鼻腔共鳴と鼻声です。
鼻声は、鼻に音は伝わっているものの、力が入っているため、共鳴しません。そのため、音が広がらず、鼻の中にこもってしまいます。なので、鼻声にならないように注意して下さい。
それでは、ハミングのやり方について、説明していきます。
1.まずは、口を閉じる
2.喉に力を入れず、鼻から息を吸う
3.鼻を通して、「んー」と声を出す
4.鼻や口の奥に振動を感じる
これにより、ハミングができるようになります。
コツは、ハミングをしているときに、鼻の下辺りに手を当てて、鼻息の漏れを確認してみて下さい。この量が少ないほど、共鳴したハミングになります。
口の奥や鼻に振動を感じれば、正しいハミングができているということになります。また、リラックスした状態で鼻を通すようにハミングすることも効果的です。
ハミングができるようになったら、ハミングを使ってロングトーンをしていきます。
1.息を吸ってお腹を膨らます(7割から8割の空気量)
2.このまま息を均等に吐いて30秒間、ハミングで声を出してみる(この時お腹をへこませない)
3.すべての息を吐き切る(このときもお腹をへこませない)
これにより、ロングトーンができるようになります。
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ロングトーンのコツ
ロングトーンのコツは、綺麗にブレずに伸ばすことです。そのためには息を温存し、保つ歌い方をすることです。
例えば、マラソン選手が走っているとします。スタートから、いきなり全力で走ることはありませんよね?
必ず、力の配分を考えています。力の配分を考えることができれば、ラストスパートでの余力を温存できます。
ロングトーンも同じで、スタートからゴールまでの息の配分を考えることで、歌に余裕が出ます。
これにより、ロングトーンを綺麗にブレずに出すことができるようになります。
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まとめ
いかがでしょうか?
まとめると
・ロングトーンとは、同じ高さの音や声をできるだけ長く出し続ける練習方法、テクニック
・ロングトーンができない、震える原因は、「息を使いすぎている」「余計な力が入ってる」
・ロングトーンの練習方法は、腹式呼吸とハミングを使ってトレーニング
・ロングトーンのコツは、息の配分を考えて歌う
応援してます!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
モンキーにべ
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