歌の喉声を改善する6つの治し方、声が枯れてしまう人へ

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喉声を改善したいと悩んでいる方は多いです。改善しようにも原因や治し方がわからないと悩む方も多いですよね。

僕もそうでした。喉声になってしまいすぐに声が枯れていました。悔しくてボイトレに通い、今では長時間歌っても声が枯れなくなりました。

そこで、今回はボイトレで習った改善方法を6つまとめました。これを行えば喉声を改善することが出来ます。

この記事では、喉声になる4つの原因、喉声を改善する6つの治し方について書いていきます!

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喉声になってしまう4つの原因

喉声になってしまう原因は4つあります。

・力任せに歌っている

・喉が締まっている

・腹式呼吸が出来ていない

・地声と裏声が使い分けられない

それぞれ下記で説明していきます。

力任せに歌っている

喉声になってしまう原因1つ目は、力任せに歌っていることです。力任せに歌ってしまうと、歌では必要のない筋肉が喉を支えようとするからです。

結果、喉が痛くなったり声が枯れたりする原因となります。特に、高音部分になると力が入る、または高音は力任せに出すものと考えている人は喉声になりやすいです。

このように、力任せに歌っていることが喉声になってしまう原因になります。

喉が締まっている

喉声になってしまう原因2つ目は、喉が締まっていることです。なぜなら、喉仏が一気に上がりすぎて空気の通り道が狭くなり、しっかり声を出すことが出来ないからです。

空気は喉を通って外に出てきます。そのときに声帯が振動して「声」に変換されます。空気の通り道が狭くなってしまうと出口を塞いでしまいます。

すると、息がスムーズに流れなくなり、不必要な喉の筋肉が声を作ろうとします。結果、喉声になってしまうのです。

このように、喉が締まっていることが喉声になってしまう原因になります。

腹式呼吸が出来ていない

喉声になってしまう原因3つ目は、腹式呼吸が出来ていないことです。腹式呼吸とは、横隔膜(おうかくまく)という筋肉を使った呼吸法のことです。

腹式呼吸をすると強く息を吐くことができ、通る歌声になります。腹式呼吸が出来ていないと吐き出す息が弱くなり、喉声になってしまいます。

このように、腹式呼吸が出来ていないことが喉声の原因となります。

地声と裏声が使い分けられない

喉声になってしまう原因4つ目は、地声と裏声が使い分けられないことです。なぜなら、高音や低音が安定して発声出来ないからです。

地声と裏声を使い分けられるのには、声帯が鍛えられていなければなりません。声帯の間を空気が通り抜けるときに、声帯が振動して「声」になると上記で説明しました。

地声を出すときは声帯を閉じる筋肉が中心となって働くことで、声帯がしっかりと閉じ、分厚く短くなります。

裏声を出すときは声帯を引き伸ばす筋肉が中心となって働くことで、声帯を閉じる力が弱まり、薄く長くなります。

声を出すときは、声帯を閉じる筋肉と引き伸ばす筋肉が連動して働いているため、どちらか一方の筋肉だけを使うということではありません。声帯を閉じる筋肉が優勢に働くと地声、引き伸ばす筋肉が優勢に働くと裏声になるということです。

プロ歌手達が高度な表現ができるのは、声帯が鍛えられているからです。声帯が育っているからこそ、安定して歌うことが可能なのです。

このように声帯が育っておらず、地声と裏声が上手く使い分けられなければ、発声が不安定になり、喉声の原因になってしまいます。

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喉声で歌った場合の3つのデメリット

喉声で歌った場合のデメリットは3つあります。

・喉が痛くなる

・響きのない声になってしまう

・高音が汚くなる

それぞれ下記で説明していきます。

喉が痛くなる

喉声のデメリットは喉が痛くなってしまうことです。喉声のまま歌い続けると声帯が強く擦れて炎症を起こし、喉が痛くなったりイガイガしたりしてしまいます。

軽度であれば数日で治りますが、炎症が酷いと数ヶ月かかることもあります。最悪の場合、声帯にポリープができてしまい、治療が必要となる場合もあります。

このため、喉が痛くなると感じる方は、喉を痛めることのない発声法を身につけることが必要になります。

したがって、喉が痛くなることが喉声のデメリットだと言えます。

響きのない声になってしまう

響きのない声になってしまうことも喉声のデメリットです。喉声では響きが生まれず、聴いている人には耳障りな悪い声になってしまいます。

自分では上手く歌えていると思っていても、いざ、自分の声を確認してみると響きのない軽い歌声に感じることはよくあることです。

このため、響きがないと感じる方は、響きのある歌声を身につけることが必要となります。

したがって、響きのない声になってしまうことが喉声のデメリットだと言えます。

高音が汚くなる

高音が汚くなってしまうことも喉声のデメリットです。喉声だと高音になるにつれて喉がより強く締まってしまいます。

その結果、声がどんどん大きくなり、最後にはがなり声になってしまいます。歌っている側はキツくなっていき、聴いている側は苦しそうな印象を与えてしまいます。

このため、高音になると声が汚くなると感じる方は、発声を見直す必要があります。

したがって、高音が汚くなってしまうことが喉声のデメリットだと言えます。

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自分が喉声かどうか確認する方法

以下に当てはまる方は喉声の可能性が高いです。全部で9つあります。

・喉が痛くなる

・喉がすぐにイガイガする

・声が枯れたり、かすれたりしてくる

・歌い続けると声が出なくなってくる

・響きのない軽い歌声に感じる

・高音が汚くなる

・高音になると顔が上を向きやすい

・あごや首に力が入る

・喉仏が一気に上がってしまう

1つでも当てはまる場合は喉声の可能性があります。当てはまる場合はこれからご紹介する喉声の改善方法、治し方を試しましょう。

喉声の6つの改善方法、治し方

喉声の改善方法、治し方は以下の6つです。

・声を響かせる重要性を知る

・喉の奥を開く

・腹式発声をする

・地声の出し方と鍛え方

・裏声の出し方と鍛え方

・発声に力を入れすぎない

それぞれ下記で説明していきます。

声を響かせる重要性を知る

喉声にならずに歌う方法は、声を響かせる重要性を知ることです。なぜなら、声を響かせることで喉の筋肉を最小限に使うことが出来るからです。

楽器で例えると、どの楽器も鳴らすと「良い響きだ」と感じますよね。歌も同じで響きを大切にするんです。

楽器を鳴らしてもあまり響かないものは、良い音だとは思えないですよね?

声も楽器と同じなので響かせることが大切なんです。声を響かせることで声量が上がり、疲れにくくなるので、喉が痛くならずに長時間歌うことが可能となります。

高音も綺麗に出しやすくなるので、声を響かせることは歌うときに必須となってきます。

声を響かせるには、共鳴腔(きょうめいくう)を使うことです。共鳴腔とは、声がよく響く空間のことです。例えば、お風呂場で歌うと響いて聴こえますよね?

この空間が身体にあるようなイメージです。共鳴腔には、

・胸を軸にする咽頭共鳴(いんとうきょうめい)

・喉の奥を響かせる口腔共鳴(こうくうきょうめい)

・鼻の空洞を響かせる鼻腔共鳴(びくうきょうめい)

があります。

声が響くようになると、広がりのある綺麗な声になります。なので、歌を歌うときは喉を使うのではなく、共鳴腔を使って歌うクセをつけることが大切です。

響かせて歌う練習方法は「ハミング」を使って声を響かせることです。ハミングとは、口を閉じて鼻を通じて歌うことです。

それでは、ハミングのやり方について説明していきます。

1.まずは、口を閉じる

2.喉に力を入れず、鼻から息を吸う

3.鼻を通じて「んー」と声を出す

4.鼻や口の奥に振動を感じる

これにより、鼻腔共鳴が出来るようになります。

コツは、ハミングをしているときに鼻の下辺りに手を当てて、鼻息の漏れを確認してみてください。量が少ないほど、共鳴したハミングになります。

口の奥や鼻辺りに振動を感じれば、正しいハミングが出来ているということになります。鼻腔でハミングをする感覚が掴めたら、口腔、咽頭腔でも声を響かせます。

口腔共鳴の練習方法は、

1.下を軽く下げて、口の中に空間を作る

2.「ほー」と声を出す

3.喉の奥が響いていれば成功

これにより、口腔共鳴が出来るようになります。

コツは、声を出すとき、喉の奥に息を当てると響くようになります。のどちんこのまわりがビリビリしていたら成功です。この感覚が掴めたら、声を上あごに当ててください。

上あごの前(上前歯あたり)の方に声を当てると「鋭い声の響き」になります。ここから上あごをなぞって後ろに声を当てると「膨らみのある丸い声の響き」になります。上あごの場所によって声の響きが変わるということです。

また、息を当てる量を増やすことで、声量を変えることも出来ます。響きがいまいち分からない方は、息を当てる量を増やす方法で試してみてください。

咽頭共鳴の練習方法は、

1.舌を下げて口の中に空間を作る

2.低い声で「ほー」と声を出す

3.喉仏の周辺が響いていれば成功

これにより、咽頭共鳴が出来るようになります。

コツは、喉仏の周辺を意識し、下に声を出すことです。こうすることにより、咽頭腔が響きやすくなります。

共鳴腔を知ることで声を響かせる感覚がわかるようになり、喉声を改善することが出来ます。

喉の奥を開く

喉声を改善するには喉の奥を開きます。喉の奥を開くとは「口の奥」をしっかりと開けて歌うことです。

喉を開くと言われると、口先を大きく開ける人がいますがそれは違います。口先を大きく開けても、喉仏や舌が邪魔になって喉の奥のスペースを塞いでしまいます。

なので、喉を開くとは口の奥をしっかり開けることになります。喉の奥のスペースを確保するためには、下の根っこの部分(舌根)を下げる必要があります。

力で無理やり舌根を下げれば良いわけではなく、力を入れることなく自然に下げます。舌根を力を入れず自然に下げるには、あくびをしたときが分かりやすいです。

あくびをすると舌が下がり、喉の奥が一気に広がる感じがしますよね?

この感覚が「喉が開いた」状態になります。これにより、喉をしっかり開くことが出来るようになり、喉声が改善します。

腹式発声をする

腹式発声をすることも喉声を改善する方法です。腹式発声とは、腹式呼吸を使った発声法です。

腹式呼吸をすると、肺の下(みぞおちの上辺り)のある横隔膜という筋肉が下がります。横隔膜は肺と胃の間にあります。

息を吸うと横隔膜が下がり、肺の下方に空気が入ってお腹が膨らみます。このとき、肩や胸に力が入ってしまうと腹式呼吸が出来ていません。

肩や胸に力が入ってしまうことを胸式呼吸(きょうしきこきゅう)と言います。胸式呼吸とは、主に肺の上部を使って呼吸する方法です。普段の生活では胸式呼吸を使っている人がほとんどです。

腹式呼吸が深く呼吸出来ることに対し、胸式呼吸では浅い呼吸になってしまいます。このような理由から、歌では腹式呼吸が必要になります。

腹式呼吸が出来ると瞬時に息を吸えるだけではなく、呼吸コントロールもしやすくなります。それでは、腹式呼吸のやり方について説明します。

1.おへそ辺りに手を置く

2.鼻でゆっくり息を吸いながら、おへそ辺りが膨らんでいるか確認する

3.時間をかけてゆっくり息を吐く

4.2、3を繰り返す

これにより、腹式呼吸が出来るようになります。

コツは、仰向けに寝たまま息を吸うと自然に腹式呼吸になります。なので、感覚がわからない場合は寝たまま練習すると良いです。

腹式呼吸が理解できたら腹式発声をします。腹式発声は息を吸ってお腹が張ったら、そのまま息を吐く要領で「あー」と長く声を出します。

このとき、息を吐くことでお腹がへこんできますが、へこまないように内側から張り返します。それには横隔膜を使います。

横隔膜が使えているときはおへその下(指2〜3本分)、いわゆる「丹田(たんでん)」と呼ばれる場所が固くなり、手で押すと張り返してきます。

この場所が固くなっていればしっかりとお腹から声を出せている証拠です。コツは、息を吸う量を苦しくなるまで吸うのではなく、7〜8割くらいの量にすると維持しやすくなります。

これにより、腹式発声が出来るようになり、喉声を改善出来ます。

地声の出し方と鍛え方

地声を出す簡単な方法は「息を止めて発声」することです。なぜなら、吸った息を止めて声を出すことで、声帯が閉じる筋肉が働くようになるからです。

試しに、口から息を吸いながら急に息を止めてみてください。すると、喉周辺に力が入る感覚がわかりますよね。これが声帯が閉じた状態です。

このとき、お腹辺りにも力が入る方は、呼吸をしたときに自然と腹式呼吸出来ている証拠です。この感覚を歌うときはいつでも引き出せるようにしてください。

息は吐かずに自分が出せる低い音で「あー」と声を出してみてください。太い声が出せたらそれがあなたの地声です。

地声を鍛える練習は「ガ」という言葉を使って行います。なぜなら、「ガ」は声帯を一瞬閉じて発音する言葉だからです。

練習のやり方は、「ガッ、ガッ、ガッ」とピアノの音階(ドレミファソラシド)に合わせて発声します。このとき、「ッ」のところは音を切るようにしてください。

ピアノがない場合は、自分が出せる低音から高音をピアノの音階を思い浮かべて発声してください。

注意点として、発声するときは息を吐きすぎないようにしてください。声帯を閉じる力が弱まってしまうからです。

これにより、声帯を閉じる筋肉が鍛えられ、地声が出せるようになります。

裏声の出し方と鍛え方

裏声の出し方は、地声とは逆で「息を吐いて発声」します。なぜなら、息を吐いて発声することで声帯の閉じる力が弱まり、引き伸ばす筋肉が働くようになるからです。

試しに、息を吸って止めている状態でため息をついてみてください。すると、喉周辺の力が抜ける感覚がわかりますよね。これが声帯の閉じる力が弱まった状態です。

息を吐いて発声した裏声を「ファルセット」と言います。ファルセットが出せるようになると、高音でも喉への負担をかけずに楽に歌えるようになります。

裏声には他にも「ヘッドボイス」や「ミドルボイス」があります。

ヘッドボイスとは、声が頭の上を突き抜けるように響く裏声です。ファルセットと比べると息漏れが少ないので、声に芯が入った裏声になります。

ミドルボイスは、裏声に響きや鋭さを加えた発声で、地声のように聞こえます。裏声ミックスボイスとも呼ばれます。

ファルセットがきちんと出せないと、ヘッドボイスやミドルボイスは出せません。ファルセットは裏声の基礎とも言われています。

ここからは裏声の基礎、ファルセットを鍛える練習を解説します。

練習には「ハ」という言葉を使います。なぜなら、「ハ」は声帯を一瞬開いて発音する言葉だからです。

やり方は、自分が出せる高い音を「ハー」と息を吐きながら発声します。優しく発声するイメージを持つとやりやすいです。

これが出来るようになったら今度は「ハッ」と息を吐きながら言葉を切って発声します。また、自分の好きな曲をファルセットだけで歌うことも練習になります。

これにより、声帯を引き伸ばす筋肉が鍛えられ、裏声が出せるようになります。

発声に力を入れすぎない

最後に発声に力を入れすぎないことを意識してください。力を入れすぎないとは、声を張り上げて出しすぎないということです。特に地声で高音を出す時は注意が必要です。

なぜなら、響かせる方法を使わずに喉声で発声していた場合は、高音は大声で張り上げて出すという認識になっているからです。

共鳴腔と喉の開きを上手く使えていれば、大声で発声する必要はありません。地声で高音を発声する時は、小さく張り上げるようなイメージを持ってください。

これにより、喉声を改善することが出来るようになります。

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喉声を改善して綺麗な歌声を目指そう

喉声は複数の原因が当てはまることが多いです。僕は自分でもびっくりするくらいの喉声だったので、ほぼ全て当てはまっていました。

当てはまった方は今回ご紹介したことを確認し、改善方法を試してみてください。

また、声帯は非常にデリケートな為、しっかり守りながら歌うことを心がけてください。練習を始めたばかりの頃は声が枯れやすいので、喉の調子が悪いと感じたら休みを取ることも重要です。

喉声を改善して、綺麗な歌声を目指しましょう。

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まとめ

いかがでしょうか?

まとめると

・喉声は歌では使わない

・喉声の改善方法、治し方を知る

応援しています!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

モンキーにべ

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