カラオケや歌を歌うと「声が震える」と悩む方は多いですよね。歌声が震える原因を知りたいと悩む方も多いです。
僕も歌声に自信がなくて、声が震えていた時期があります。悔しくてボイトレに通い、今では自由に気持ちよく歌えるようになりました。
この経験を踏まえ、歌声が震えるのを改善する方法を6つにまとめました。これを行うことで歌声が震えるのを改善させることができます。
この記事では、カラオケで歌声が震える原因やデメリット、改善方法について書いていきます!
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もくじ
歌声が震える6つの原因
歌声が震える原因は6つあります。
・緊張している
・精神的な不安がある
・喉の奥が締まっている
・姿勢が悪い
・息を吐く量が一定ではない
・胸で呼吸している
それぞれ説明します。
緊張している
歌声が震える原因は、緊張していることです。知らない人の前で歌う、大勢の前で歌うなど、緊張してしまうことはありますよね。
身体が緊張してしまうと呼吸が浅くなってしまいます。人は緊張すると呼吸が早くなり、息がどんどん浅くなります。
結果、思うように息がコントロール出来なくなってしまい、歌声が震えてしまいます。このように、緊張していることが歌声が震える原因と言えます。
精神的な不安がある
歌声が震える原因は、精神的な不安があることも考えられます。歌が下手だと言われた経験や歌声を笑われてしまった経験など、歌うことに対する精神的なダメージを追っている方に当てはまります。
これは僕がそうでした。「歌声がでかくてうるさい」「音程が合っていない、音痴」と言われた経験があります。精神的に残るんですよね。
悔しくてボイトレに通い、今では自由に歌えるようになりましたが、いまだに心の傷は残っています。精神的なストレスは身体の緊張に繋がります。
結果、上記で説明した、思うように息がコントロールできず、歌声が震えてしまいます。このように、精神的な不安があることが歌声が震えてしまう原因と言えます。
喉の奥が締まっている
喉が締まっていることも歌声が震えてしまう原因です。声が出る通り道を塞いでしまい、喉に力が入る方に当てはまります。
喉が締まっている状態で歌うと声の通り道が狭くなり、歌声が上手く出なくなります。結果、声のコントロールが難しくなり歌声が震えてしまいます。
したがって、喉が締まっていることが歌声が震える原因と言えます。
姿勢が悪い
姿勢が悪いことも、歌声が震える原因になります。なぜなら、姿勢が悪いと声の通り道を確保できず、発声が不安定になってしまうからです。
喉の奥を開くことと同様、声が上手く出ず、歌声が震えてしまうことに繋がります。よって、姿勢が悪いことも歌声が震える原因と言えます。
息を吐く量が一定ではない
息を吐く量が一定ではないことも、歌声が震える原因の一つです。理由は、息を吐く量が一定でないと、声をコントロールすることができないからです。
歌を歌うときは呼吸をコントロールすることを意識しなければなりません。したがって、息を吐く量が一定ではないことも、歌声が震える原因になります。
胸で呼吸している
胸で呼吸していることも歌声が震えてしまう原因になります。上記で歌では呼吸コントロールが必要だとお伝えしました。
胸で呼吸をする方法だと、吸える息の量が浅くなり、呼吸が安定しません。結果、自由に息をコントロールできず、歌声が震えてしまいます。
この場合は胸で呼吸をするのではなく、お腹を使って息をコントロールする必要があります。このように、胸で呼吸していることが歌声が震えてしまう原因になります。
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歌声が震える3つのデメリット
歌声が震えてしまうデメリットは3つあります。
・聴き手に歌が下手だと思われてしまう
・音程が合わない
・気持ちよく歌えない
それぞれ解説していきます。
聴き手に歌が下手だと思われてしまう
歌声が震えてしまうデメリット1つ目は、聴き手に歌が下手だと思われてしまうことです。
歌声が震えてしまうと、聴き手は「きちんと声が出ていない」と認識します。声が出ている人と比べられてしまい、結果的に歌が下手だと思われてしまう傾向にあります。
頑張って声を出しているのにそう思われてしまうのは辛いですよね。このように、聴き手に歌が下手だと思われてしまうことが歌声が震えるデメリットと言えます。
音程が合わない
歌声が震えてしまうデメリット2つ目は、音程が合わないことです。歌声が震えていると、正しい音程にピタッと当たらず、音程が合いません。
歌声が震えているときは声が波打っているようなイメージをするとわかりやすいですね。この状態では、一度は正しい音程に当たってもすぐに外れてしまいます。
これが、音程が合わない原因です。このように、音程が合わないことが歌声が震えるデメリットと言えます。
気持ちよく歌えない
歌声が震えてしまうデメリット3つ目は、気持ちよく歌えないことです。頑張って声を出していても震えてしまうと、ストレスが溜まりますよね。
このストレスが更に発声を悪くさせます。スムーズに歌えるようになってくれば、ストレス無く自由に歌えるようになるので、是非、下記で解説する改善方法を試してみてください。
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歌声が震えるのを改善させる6つの方法
歌声が震えるのを改善させる方法は6つあります。
・緊張をほぐす
・喉の奥を開く
・歌う前にウォーミングアップをする
・正しい姿勢で歌う
・腹式発声をする
・歌いやすい音域で歌う
それぞれ下記で解説していきます。
緊張をほぐす
歌声が震えるのを改善させる方法は、緊張をほぐすことです。緊張は誰でもします。大物アーティストの人達でも人前に出ると緊張するそうです。
緊張をマイナスに捉えるのではなく、緊張を楽しむという考えの方が多いようです。なので、緊張と上手く向き合っていくことが大切になります。
人前で歌うことは慣れが必要になります。慣れるには場数を踏むしかありません。同じ環境、シチュエーションで歌うことで、緊張というものに少しずつ慣れていきます。
緊張はマイナスなものではありません。なぜなら、緊張するのは上手く歌いたいという気持ちが強いからです。
上手く歌いたいという気持ちがあるから緊張するんです。むしろ、音楽に対するモチベーションが高いと言えます。捉え方を変えることで、緊張と上手く向き合っていくことができるようになります。
緊張すると身体が固くなり、呼吸が浅くなってしまいます。そうなった時は深呼吸をして身体の力を抜き、リラックスします。
緊張が落ち着くまでゆっくりと深呼吸をし、気持ちを前向きにしていくことが大切です。慣れも必要ですが、緊張を楽しむという気概で歌ってください。
また、前日に歌う曲の原曲を聴き込むことや練習を続けてすることで歌に自信が持て、緊張を和らげます。前日に対策をするだけで、モチベーションがかなり変わってくるので、取り入れてみてください。
これにより、緊張をほぐすことができ、歌声が震えるのを改善させることができます。
喉の奥を開く
歌声が震えるのを改善する方法は、喉の奥を開くことです。喉の奥を開くとは、舌を下げて空間を確保することを言います。
空間を確保することで声の通り道が広くなるので、発声しやすくなります。発声に自由が利くので歌声が震えるのを改善できます。
喉の奥を開くには、舌の奥(舌根)を下げます。力を入れて無理やり下げるのではなく、自然に下げます。
わかりやすい感覚はあくびをしているときです。あくびをすると自然に舌根が下がり、喉の奥が開く感覚がわかりますよね。
下げすぎると声が重くなり過ぎるので、重くならない程度のところを維持して歌います。自分で歌声を確認しても良し、ボイトレの先生に聴いてもらうのも良し、ともかく声が重くならないところを見つけることが重要です。
また、歌っていると舌の位置が不安定になることもあります。理由は、舌の筋肉が育っておらず、舌根が後ろに下がってしまうからです。
この場合も歌声が震える原因になってくるので、改善が必要です。改善方法は、歌う前に舌を前に突き出して「アー、イー、ウー、エー、オー」と発声してください。
こうすることで舌の筋肉を鍛えることが可能になり、舌の位置が安定していきます。痛くならない程度に思いっきり舌を突き出すようにすると更に効果的です。
これにより、歌声が震えるのを改善することができます。
歌う前にウォーミングアップをする
歌声が震えるのを改善させる方法は、歌う前にウォーミングアップをすることです。
ウォーミングアップとは準備運動のことです。100メートル走を準備運動せずに走ると、身体がほぐれていないので上手く走れませんよね?
歌も身体を使うので、歌う前にしっかりとウォーミングアップをします。ウォーミングアップをすることで、最大限に歌を歌うことができます。
ウォーミングアップはリップロールをします。リップロールとは、唇を震わせながら発声するボイストレーニングのことです。
リップロールをすることで声帯全体が暖まり、表情筋や首周りの筋肉をほぐすことができます。また、脱力することもできるので、声が震えるのを防ぐことができます。
それでは、リップロールのやり方について説明していきます。
1.リラックスして口を閉じる
2.唇を少し前に突き出す
3.鼻で息を吸う
4.息を5〜10秒間均一に吐いて、唇をブルブルさせる
コツは、唇に力を入れず、両手で唇を引っ張るように口角を持ち上げるとリップロールしやすくなります。また、唇が湿っていた方がやりやすいので、リップクリームなどを使うといいです。
感覚が掴めるようになったら、ピアノの音階(ドレミファソラシド)で音程を付ける練習をしていき、いずれは好きな曲の音程を取ってください。
これにより、歌う前にウォーミングアップをすることで、歌声が震えるのを防ぐことができます。
正しい姿勢で歌う
歌声が震えるのを改善させる方法は、正しい姿勢で歌うことです。野球や水泳など、どのスポーツにも必ず基本となるフォーム(姿勢)があります。
フォームが悪いとバランス良く身体を使えないので、ボールを上手く投げることができませんよね。歌も身体を使うのでスポーツの一種として捉えることができ、正しい姿勢で歌うことが必要だと言えます。
正しい姿勢で歌えるようになると、必要最低限の力で歌えます。息を吐き出す際、声帯を閉じて「声」に変換していきます。
息が不安定になれば「声=歌」も安定しません。正しい姿勢を保つことにより、息の安定感を作ることができ、歌が歌いやすくなります。
正しい姿勢のコツは、腰から頭まで一直線上にあることです。喉や首、空気が通る器官。空気を取り込む肺や横隔膜。声を出すために多くの身体の部位が関わっています。
正しい姿勢は、水を通すホースによく例えられます。このホースがねじ曲がって、途中で潰れていたら水が通りにくくなってしまいます。
水を通りやすくするためには、ホースがまっすぐになっている必要があります。人の身体も同じで悪い姿勢では呼吸が不安定になり、声が震える原因となります。
したがって、正しい姿勢とは腰から頭まで一直線上になっていることが重要になります。
腹式発声をする
歌声が震えるのを改善させる方法は、腹式発声をすることです。
腹式発声とは、腹式呼吸を使った発声法です。腹式呼吸とは、主に肺の下部を使って呼吸する方法です。
腹式呼吸をすると、肺の下(みぞおちの上辺り)にある横隔膜(おうかくまく)が下がります。横隔膜は肺と胃の間にあります。
息を吸うと横隔膜が下がり、肺の下方に空気が入ってお腹が膨らみます。このとき、肩や胸に力が入ってしまうと正しい腹式呼吸ができていません。
肩や胸に力が入ってしまうことを胸式呼吸(きょうしきこきゅう)と言います。胸式呼吸とは、主に肺の上部を使って呼吸することです。普段の生活では胸式呼吸を使っている人がほとんどです。
腹式呼吸が深く呼吸できることに対し、胸式呼吸は浅い呼吸になってしまいます。このような理由から、歌では腹式呼吸が必要となります。
まずは、腹式呼吸のやり方について説明していきます。
1.おへそ辺りに手を置く
2.鼻でゆっくり空気を吸い込みながら、おへそ辺りが膨らんでいるか確認する
3.時間をかけてゆっくり息を吐く
4.2.3を繰り返す
これにより、腹式呼吸ができるようになります。
コツは、仰向けに寝たまま息を吸うと自然と腹式呼吸になります。なので、感覚がわからない場合は寝たまま練習するといいです。
続いて、腹式発声のやり方について説明します。
腹式発声は息を吸ってお腹が張ったら、そのまま息を吐く要領で「あー」と長く声を出します。このとき、息を吐いているときはお腹ができるだけへこまないように頑張って張り返します。それには横隔膜を使います。
横隔膜が使えているときはおへその下(指2〜3本分下)、いわゆる「丹田(たんでん)」と呼ばれる場所が固くなり、手で押すと張り返してきます。
この場所が固くなっていればしっかりとお腹から声が出せている証拠です。息を吸う量は、苦しくなるまで吸うのではなく、7割から8割くらいを目安にすると維持しやすくなります。
これにより、腹式発声で声が震えるのを改善することができます。
歌いやすい音域で歌う
歌いやすい音域で歌うことも、歌声が震えるのを改善させる方法の一つです。なぜなら、自分のキーに合う歌を歌うことで、喉の緊張をほぐすことができるからです。
歌い始めは低い曲から歌い、声が出るようになってきたら自分の音域に合う曲を歌うと良いです。また、キーを下げて歌うことも有効です。
これにより、自分に合った音域の曲を歌うことで、歌声が震えるのを改善させることができます。
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歌声が震えるのを改善して安定した声を目指そう
ここまで歌声が震えてしまう原因、デメリット、改善方法を解説してきました。どれかの原因に当てはまる場合やいくつも当てはまる場合は改善することをおすすめします。
様々な原因が理由で歌声が震えてしまうことが多いので、今回解説した改善方法を実践してみてください。
歌声が震えるのを改善すると、自由に気持ちよく歌えるようになっていくので、是非、安定した声を目指してください。
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まとめ
いかがでしょうか?
まとめると
・歌声が震える原因を知る
・歌声が震えるのを改善させる方法を実践する
最後まで読んでいただきありがとうございました!
モンキーにべ
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