ヘッドボイスとは何か、出し方、練習方法、感覚について悩んでいる方は多いですよね。
ヘッドボイスが出来るようになり、コツが分かると楽に高い声を出すことが出来ます。
この記事ではヘッドボイスの出し方、練習方法、感覚やコツについて書いていこうと思います!
→「期間限定」ヘッドボイスをマスターして歌が早く上達する方法をすべて解説した全15話・9時間18分の無料動画レッスンを受け取る
ヘッドボイスとは
ヘッドボイスとは息漏れが少なく、強くはっきりした裏声(ファルセット)のことを言います。
ヘッドボイスは名前の通り、発声した際に頭に響いている感覚があります。そのため、日本語でもそのまま「頭声」と呼ばれています。
ヘッドボイスは喉を開くことも特徴で、喉を開くことによってより響く裏声になります。
また、ヘッドボイスはオペラ歌手やクラシック歌手、ミュージカルなどでも使われています。
大きなホールでよく響き、柔らかく包み込むような優しい高音を出せるからです。
→「期間限定」ヘッドボイスをマスターして歌が上手くなる方法をすべて解説した全15話・9時間18分の無料動画レッスンを受け取る
ヘッドボイスを使うとどんな効果が出るのか
ヘッドボイスを使うと、高音を無理なく力強く歌えるようになります。
高音を出す時に喉を締め付けて歌い続けると喉を痛めてしまいますが、ヘッドボイスは喉に無理な力を入れずに高音を出す方法なので痛めにくくなります。
高音を楽に歌えるようになるので、ヘッドボイスで曲の音程を確認したり、裏声の一種として使用したりと様々な用途で使われます。
→「期間限定」ヘッドボイスをマスターして歌が早く上達する方法をすべて解説した全15話・9時間18分の無料動画レッスンを受け取る
ヘッドボイスとファルセットの違いとは
ヘッドボイスとファルセットの違いは、息の漏れ具合です。ファルセットは、息が漏れた裏声です。
息が漏れているので、ヘッドボイスよりもふんわりとした声になります。
ヘッドボイスは、息が漏れていない裏声です。息が漏れていないので、強くはっきりとした裏声になります。
ファルセットになっているかどうかを判断するには「手を口にかざす」ことです。
ヘッドボイスであれば、手をかざしても息漏れはしません。
もしも息漏れしていると感じれば、ファルセットになっています。
これにより、ヘッドボイスとファルセットの違いが分かるようなります。
ファルセット(裏声)が出ない、分からない方は下記の記事で紹介しています。
・裏声の出し方がわからない、忘れた人へ!裏声で歌う、綺麗に出すコツ、練習方法
ヘッドボイスの出し方と感覚
ヘッドボイスの出し方は、裏声で高い音を出します。
感覚は、頭のてっぺんに向かって声を出すイメージです。
ここから、声に芯を持たせるため、息を吐く量を少なくしていきます。
息の量が少なくなっていくと、頭の中が強く響いて聴こえると思います。これがヘッドボイスの感覚です。
この感覚から息を少なくしていくとヘッドボイスになります。
喉の開き方は、あくびをしたときが分かりやすいです。あくびをすると、口の奥が空く感覚が分かると思います。
口の奥にスペースが出来るので、存分に声を響かせることが出来るようになります。
→「期間限定」ヘッドボイスをマスターして歌が上手くなる方法をすべて解説した全15話・9時間18分の無料動画レッスンを受け取る
ヘッドボイスの練習方法
ヘッドボイスの練習方法は2つあります。
・ハミングで練習
・裏声を使って「ま行」で発声する
の2つです。
それぞれ解説します。
ハミングで練習
ヘッドボイスを練習するには、ハミングで練習します。ハミングとは、口を閉じて鼻を通じて声を響かせることです。
鼻腔を響かせることで、高い音が出しやすくなります。鼻腔とは、鼻の穴の奥の空間です。空気の通り道になるところを指します。
この空間に声を響かせ、膨らみのある温かい声を出すことを「鼻腔共鳴」といいます。例えば、お風呂で歌ったとき、響いて聞こえますよね?
声が響くようになると、広がりのある声になります。間違えやすいのは、鼻腔共鳴と鼻声です。鼻声は、鼻に音は伝わってはいるものの、力が入っているため、共鳴しません。
そのため、音が広がらず鼻の中にこもってしまいます。なので鼻声にならないように意識して下さい。
それでは、ハミングのやり方について、説明していきます。
1.まずは、口を閉じる
2.喉に力を入れず、鼻から息を吸う
3.鼻を通して、「んー」と声を出す
4.鼻や口の奥に振動を感じる
これにより、ハミングが出来るようになります。
コツは、ハミングをしているときに、鼻の下辺りに手を当てて、鼻息の漏れを確認してみて下さい。この量が少ないほど、共鳴したハミングになります。
口の奥や鼻に振動を感じれば、正しいハミングが出来ているということになります。また、リラックスした状態で鼻を通すようにハミングすることも効果的です。
ハミングの感覚が分かるようになったら、「あ、い、う、え、お」の言葉で練習してください。これにより、ヘッドボイスが出しやすくなります。
裏声を使って「ま行」で発声する
ハミングが出来るようになったら、裏声を使って「ま行」で発声をする練習をします。
「ま行」とは、「まみむめも」のことです。「ま行」は、口を開けて発声が出来ません。
口を閉じて開く時に発音される言葉です。「ままま」と連続で発声してみてください。
すると、口がパクパクと開いたり閉じたりを繰り返しますよね?
これは、素早く声帯を閉鎖させる効果があります。素早く声帯を閉鎖すると、ヘッドボイスを瞬時に発声出来るようになります。
これにより、ヘッドボイスを瞬時に出すことが出来るようになります。
→「期間限定」ヘッドボイスをマスターして歌が早く上達する方法をすべて解説した全15話・9時間18分の無料動画レッスンを受け取る
まとめ
いかがでしょうか?
まとめると
・ヘッドボイスとは息漏れが少なく、強くはっきりした裏声(ファルセット)のこと
・ヘッドボイスとファルセットの違いは、息の漏れ具合
・ヘッドボイスはハミングを使い、「ま行」で発声する
応援しています!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
モンキーにべ
→「期間限定」ヘッドボイスをマスターして歌が早く上達する方法をすべて解説した全15話・9時間18分の無料動画レッスンを受け取る