歌の発声練習、上達に欠かせないコツと3つの発声方法について

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発声練習の方法を知りたいと悩んでいる方は多いと思います。

発声練習は、歌を歌う上で非常に大切なことです。

この記事では、歌の発声練習について書いていこうと思います!

 

発声練習の役割や効果

まずは発声練習の役割や効果について解説します。

1つ目は、歌う前のウォーミングアップにすることです。

歌う前には、必ずウォーミングアップをします。ウォーミングアップとは、準備運動のことです。100メートル走を準備運動せずに走ると、身体がほぐれていないので上手く走れませんよね?

最悪、怪我の原因や事故に繋がってしまいます。これは歌も同じで、歌う前にしっかりウォーミングアップをします。ウォーミングアップすることで、最大限に歌を歌うことが出来ます。

2つ目は、技術の習得に繋がることです。

発声練習をすることで身体が暖まり、練習をしても声が枯れにくくなります。結果、きちんと練習ができるので、技術の習得に繋げることが出来ます。

発声練習をしないと、身体が起きていない状態で声を出すことになります。結果、声が枯れやすくなるなどの症状が出てしまいます。発声練習をすることにより、歌が上手くなることに繋がります。

発声練習の基本

発声練習の基本は3つあります。

・正しい姿勢で発声する

・喉を開いて発声する

・腹式発声する

の3つです。

それぞれ解説します。

正しい姿勢で発声する

発声練習の基本は、正しい姿勢で行うことです。正しい姿勢とは、身体が腰から頭まで一直線上にあることです。

喉や首、空気が通る気管、空気を取り込む肺など、声を出すためには多くの身体の部位が関わっています。歌の姿勢は、水を通すホースによく例えられます。

このホースがねじ曲がって、途中でつぶれていたら水が通りにくくなってしまいます。水が通りやすくするためには、ホースがまっすぐになっている必要があります。

人の身体も同じで、悪い姿勢では息が不安定になり歌にも影響します。悪い姿勢とは、身体や肩に力を入れる、首が前に出る、猫背などが挙げられます。

これにより正しい姿勢とは、腰から頭までが一直線になっているということになります。

喉を開いて発声する

発声練習の基本は、喉を開くことです。喉を開くとは、「口の奥」をしっかりと空けて歌うことです。

喉を開くと言われると、口を大きく開ける人がいますが、それは違います。口を大きく空けても、喉仏や舌が邪魔になって、喉の奥のスペースを塞いでしまいます。

なので、喉を開くとは口の奥をしっかり開けることになります。喉の奥のスペースを確保するためには、舌の根っこの部分(舌根)を下げる必要があります。

力で無理やり舌根を下げれば良いわけではなく、力を入れることなく、自然に下げます。舌根を力を入れず自然に下げるには、あくびをした時が分かりやすいです。

あくびをすると、舌が下がり、喉の奥が一気に広がる感じがしますよね?この感覚が「喉が開いた」状態になります。

これにより、喉を開いて発声練習が出来るようになります。

腹式発声をする

発声練習の基本は、腹式発声をすることです。腹式発声とは、腹式呼吸を使った発声法です。お腹に空気を入れ、膨らむ呼吸法が腹式呼吸です。

仰向けに寝たまま息を吸うと、勝手にお腹に空気が入る感覚が分かりやすいです。腹式呼吸が出来るようになると、声に強弱をつけたり、声を伸ばしたり縮めたり、歌を歌うのが楽になります。

腹式呼吸のやり方は、息を吸ってお腹が張ったら、息を吐いている時は、お腹ができるだけへこまないように頑張って張り返すことです。それには横隔膜(おうかくまく)を使います。

横隔膜とは、呼吸する際に使われる筋肉の一つです。胸腔(きょうくう)と腹腔(ふくくう)の間に横隔膜はあります。肺の真下にあると覚えておけばいいです。

横隔膜が使えているときは、お腹を手で押したときに固く張り返してきます。コツは、息を吸う量を苦しくなるまで吸うのではなく、7割から8割くらいを目安にすると維持しやすくなります。

腹式発声の練習方法は、

・息を吸ってお腹を膨らます(7割から8割の空気量)

・そのまま「あー」と長く声を出してみる(このときもお腹をへこませない)

・声を出しながら、全ての息を吐き切る(このときもお腹をへこませない)

コツは身体をリラックスさせ、お腹をへこませない意識をすることです。無理に力を入れて意識するのではなく、歌を補助する感覚で練習するといいです。

これにより、腹式発声が出来るようになります。

発声練習の方法

発声練習の方法は3つあります。

・ハミングをする

・リップロールをする

・音階発声をする

の3つです。

それぞれ解説します。

ハミングをする

発声練習の方法は、ハミングを使って鼻腔を響かせることです。ハミングとは、口を閉じて鼻を通じて歌うことです。

鼻腔とは、鼻の穴の奥の空間です。空気の通り道になるところを指します。

この空間に声を響かせ、膨らみのある温かい声を出すことを「鼻腔共鳴」といいます。

鼻腔を共鳴させると、歌声が響くようになります。例えば、お風呂で歌った時、響いて聞こえますよね?

声が響くようになると広がりのある声になります。よって、鼻腔を響かせることにより、声の音量が自然と大きくなります。

なので、歌を歌う時は喉を使うのではなく、鼻腔を使って歌うクセをつけることが大切です。間違えやすいのは、鼻腔共鳴と鼻声です。

鼻声は、鼻に音は伝わっているものの、力が入っているため、共鳴しません。そのため、音が広がらず、鼻の中にこもってしまいます。なので、鼻声にならないように意識して下さい。

それでは、ハミングのやり方について説明していきます。

1.まず、口を閉じる

2.喉に力を入れず、鼻から息を吸う

3.鼻を通して、「んー」と声を出す

4.鼻や口の奥に振動を感じる

これにより、ハミングが出来るようになります。

コツは、ハミングをしている時に、鼻の下辺りに手を当てて、鼻息の漏れを確認してみて下さい。また、リラックスした状態で鼻を通すようにハミングすることも効果的です。ハミングの感覚がわかるようになったら、「あ、い、う、え、お」の言葉で練習してください。

リップロールをする

リップロールとは、唇を震わせながら発声するボイストレーニングのことです。リップロールをすることで、声帯全体が温まり、表情筋や首周りの筋肉をほぐすことが出来ます。

声帯全体が温まっていないと喉を痛める原因になります。また、表情筋や首周りの筋肉が固いと、声が上手く響かなかったり、音程が合わない原因になります。

それでは、リップロールのやり方について、説明していきます。

1.リラックスして口を閉じる

2.唇を少し突き出す

3.鼻で息を吸う

4.息を5〜10秒間均一に吐いて、唇をブルブルさせる

コツは、唇に力を入れず両手で唇を引っ張るように口角を持ち上げるとリップロールしやすくなります。

また、唇が湿っていた方がやりやすいので、リップクリームなどを使うといいです。これが出来たらハミングで低い声を出しながら唇をブルブルしてください。

感覚がつかめるようになったら、ドレミの音程を付ける練習をしていき、いずれは好きな曲の音程を取ってください。

音階発声をする

音階発声とは、「ドレミファソファミレド」の音階に乗せて行う発声方法です。音階発声ができると、発声だけでなく音階を訓練する練習にもなります。

この音階発声は、ピアノを弾きながら行うようにすると、正確な音程で練習することが出来ます。やり方は、ピアノで「ド・ド#・レ・レ#・ミ・ファ〜」と半音ずつ上げながら歌うことです。

このとき「ナ」の声で出すと出しやすくなります。また音階が限界まできて声が出せなくなったら、今度は半音ずつ下げてください。これにより、発声しながら音感を良くすることが出来ます。

まとめ

いかがでしょうか?

まとめると

・発声練習の基本を知る

・発声練習をするとしないのでは、歌の練習に大きな差が生まれる

応援しています!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

モンキーにべ

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